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迫力だけじゃない!「殺陣(たて)」がもっと楽しくなる見方と楽しみ方

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🎬 はじめに

映画や舞台でよく見る“侍の斬り合い”。
一瞬の緊張感、交差する刀、舞うような動き…。

そのすべてを演出する技術、それが「**殺陣(たて)」**です。

でも実は、ただのアクションではありません。
**見る人の心を打つ“美しい演武”**こそが殺陣の本質。

今回はその歴史と魅力、そして楽しみ方のコツまでご紹介します。


大阪・関西万博に出展が決まりました!

🗡 殺陣とは?

「たて」と読みますが、もともとは「殺し合いの陣形=殺陣(さつじん)」が語源。
舞台や映像作品などで行われる**“演じる戦い”**の所作のことです。

安全性を保ちながら、本当に戦っているように見せる
しかも、美しく・リズミカルに・感情をのせて。
殺陣は、**“戦いの演技”ではなく、“語る所作”**なのです。


📜 殺陣の歴史

● 起源は「能」や「剣術」

中世の能楽や武士の礼法にルーツを持つ殺陣は、ただ勝つのではなく、“魅せる型”を大切にしていました。

● 江戸時代:歌舞伎の華へ

「見得(みえ)」や「立ち回り」といった要素が入り、観客のための“演出された戦い”へと発展。

● 映画・ドラマで世界へ

黒澤明監督や時代劇の名優たちが、リアリズムと芸術性の融合を追求。
今では、アニメやゲームにも影響を与える“和のアクション様式”になっています。


👀 殺陣をもっと楽しむコツ!

ただ「激しい戦い」として見るのはもったいない!
殺陣には、見る人の心を震わせる“細かな美しさ”があります。

✅ ①「間(ま)」に注目

動いていない時間、剣を構えて止まる一瞬。
ここに緊張と感情のピークが宿ります。
→ 斬るよりも、“斬る前”に注目してみてください。

✅ ② 受けと攻めの“流れ”を見る

殺陣は1人では成立しません。
受ける側・攻める側の呼吸の一致が命。
→ まるでダンスや音楽のセッションのように感じられるはずです。

✅ ③ 心の中の“セリフ”を想像する

殺陣の最中、多くの演者はセリフを発しません。
でも、刀の動きや視線が語っています。
→ 「今、どんな感情なんだろう?」と想像してみてください。


🌟 和魂演芸、2025年大阪・関西万博へ出展決定!

五感で感じる日本文化、
舞台で響く和太鼓、舞い踊る獅子舞、そして心を打つ殺陣の演舞――。

私たち「アライザ」チームが企画する特別演目「和魂演芸(わこんえいげい)」が、
大阪ヘルスケアパビリオン周辺ステージに登場します。

テーマは「和でつながる、輪が広がる未来」。
子どもも大人も、海外の方も楽しめる“和文化の再発見”を、ぜひ現地でご体感ください!

🎭 和魂演芸での殺陣パフォーマンス

万博で開催される「和魂演芸(わこんえいげい)」では、
この“日本の武の美学”とも言える殺陣を、体感型の演目として披露します。

  • 実際に武士が目の前で演じる臨場感
  • 観客を巻き込んだ演出
  • 子どもや外国人にもわかりやすい

など、“見て学べて感じられる”新しい形の殺陣体験を目指しています。


🔚 まとめ

殺陣は、ただの戦いの再現ではなく、
人の想い・間・所作すべてが融合した「舞台芸術」です。

ひと太刀の中に、誇り・悲しみ・覚悟が込められている。
そう思って見ると、どんな舞台もまったく違って見えてきますよ。

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合同会社TRCoordinator
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総合福祉サポート
2023年より設立した福祉系法人。
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