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親の家、空いたままになっていませんか? 八尾市で空き家が増え続けています

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親が住んでいた家をそのままにしている。 相続は済んだけれど、荷物が多くて手がつけられない。 売るのか残すのか決まらないまま、何年もそのままになっている。

空き家のご相談では、こうしたお話をよくお聞きします。 実際、空き家は特別な家庭だけの問題ではなくなってきています。

八尾市でも、空き家は確実に増えています

八尾市が令和5年度に行った実態調査では、市内の空家等は2,897件ありました。 平成29年度の1,937件と比べると、約1.5倍です。 今はまだ自分には関係ないと思っていても、相続や住み替えをきっかけに、 ある日突然、空き家の持ち主になることは珍しくありません。

しかも八尾市の計画では、このまま何も対策をしなければ、 空家等は将来的に最大5,200件程度まで増える可能性があると見込まれています。 それだけ、空き家の問題はこれから先、もっと身近になっていくということです。

「まだ何とかなる家」が多い今だからこそ、動きやすいとも言えます

空き家が増えていると聞くと、不安に感じる方も多いと思います。 ただ、八尾市の資料を見ると、令和5年度に確認された空家等のうち91.2%は 「管理不良な状態がない」とされています。

これは言い換えると、今の段階なら、 売却・賃貸・活用・解体といった次の話につなげやすい家がまだ多い、ということでもあります。 もっと傷んでから考えるより、動けるうちの方が選択肢は残りやすいです。

空き家は、駅から近い場所にもあります

八尾市の空家等は、旧耐震建物が2,285件で、全体の78.9%を占めています。 建物が古いほど、使わずに置いておくだけでも傷みやすくなります。 雨漏りや傷みが進んでからでは、片付けにしても売却にしても、話が重くなりがちです。

さらに、空家等の取得の経緯では「相続」が最も多いとされています。 つまり、投資目的で持った家ではなく、 家族の事情の中で引き継いだ家が、そのまま残っているケースが多いということです。 実際のご相談でも、「気持ちの整理がつかないまま時間だけが過ぎた」という声は少なくありません。

また、空き家というと、少し離れた場所の話に感じるかもしれません。 ですが八尾市の資料では、主要駅から徒歩10分未満の範囲だけでも、 空家等は1,561件あります。 特に久宝寺口駅周辺は346件、八尾駅周辺は305件となっていて、 空き家は一部の地域だけの話ではなく、普段の暮らしの近くにある問題です。

空き家をそのままにしておくと、犯罪に使われることもあります

空き家の心配というと、 「建物が古くなる」 「草が伸びる」 「見た目が悪くなる」 といったことを思い浮かべる方が多いと思います。 もちろんそれも大きな問題ですが、それだけではありません。

実際には、空き家が犯罪に使われたり、犯罪の標的になったりすることもあります。 人の出入りがなく、管理が行き届いていないように見える家は、 外から見ても「使われていない」と分かりやすく、 狙われやすくなってしまいます。

警察庁も、空き家や空き部屋が特殊詐欺の送付先や、 不正薬物の送付先として悪用されているとして、 対策を進めています。 空き家の問題は、単に古い家をどうするかという話ではなく、 防犯の面でも無関係ではありません。

実際の報道でも、空き家を狙った事件は起きています。 大阪では、空き家を狙った窃盗グループが摘発され、 計73件、被害総額約2300万円超の窃盗事件に関与した疑いが報じられました。 また富山では、空き家に金品目的で侵入し、 証拠を消すために火をつけたとされる放火事件も報じられています。

もちろん、すべての空き家がすぐ犯罪に使われるわけではありません。 ただ、 「誰も住んでいない」 「しばらく人が入っていない」 「荷物もそのまま残っていそう」 と見える家は、どうしても狙われやすくなります。

だからこそ、空き家は放置しないことが大切です。 建物の傷みを防ぐためだけではなく、 防犯の面でも、早めに動いておく意味があります。

片付けが進むだけでも、 家の中の状況が把握しやすくなり、 人の手が入っていることも伝わります。 売る、貸す、残す、解体する。 その先の判断の前に、 まず家の中を整えることが、 空き家を守る第一歩になることは少なくありません。

空き家は、家の中が当時のままで止まっていることが多いです

空き家の問題というと、相続、名義、不動産、解体といった言葉が先に浮かびます。 もちろんそれも大事ですが、実際にはその前の段階で止まってしまうことがよくあります。

それが、家の中の片付けです。 荷物がそのままでは、売るにしても貸すにしても話が進みにくい。 解体を考えていても、まず中を整理しないと動けない。 残す物と手放す物が決まらないまま、何年も時間だけが過ぎることもあります。

空き家の悩みは、不動産の問題に見えて、 実際には片付けのところで止まっていることが少なくありません。

家の中が少しでも整うと、状況はかなり変わります。 どこまで残すのか、どこから処分するのか、 その家を今後どうしていくのかが見えやすくなるからです。

まだ売ると決めていなくても大丈夫です。 とりあえず一度中を見やすくしておくだけでも、 ご家族で話し合いやすくなりますし、次の判断もしやすくなります。

空き家のご相談をいただいた際には、家の中の片付けからお手伝いしています。 「売るかどうかはまだ決めていない」 「何から始めたらいいのか分からない」 そんな段階でも大丈夫です。

まずは現地の状況を見て、 残しておきたい物、整理したい物、先に動かした方がいい場所を一つずつ整理していく。 そうすることで、空き家の問題は少しずつ前に進みます。

親の家のことが少しでも気になっているなら、 完全に困ってしまう前に、一度ご相談ください。 空き家の悩みは、家の中を整えるところから動き出すことが多いです。

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総合福祉サポート
2023年より設立した福祉系法人。
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