親が亡くなったら最初の1週間でやること・やってはいけないこと【保存版チェックリスト付き】
「お父さんが昨夜、急に…」
突然の知らせを受けたとき、頭が真っ白になってしまう方がほとんどです。何をすればいいか、何をしてはいけないか、誰も教えてくれない。そんな混乱の中で「あの時こうしておけばよかった」と後悔される方を、私たちは何度も見てきました。
この記事では、大阪・八尾エリアで遺品整理・福祉相談を手がける総合福祉支援サポートが、親が亡くなった後の最初の1週間でやること・やってはいけないことを、チェックリスト付きでわかりやすく解説します。
📌 この記事でわかること
- 死亡直後〜48時間以内にやること
- 1週間以内に済ませるべき手続き
- やってしまいがちな「NG行動」5つ
- 遺品整理の正しいタイミングと進め方
- 印刷して使える「最初の1週間チェックリスト」
① 死亡直後〜48時間以内にやること
感情的にも体力的にもつらい時期ですが、最初の48時間に動かなければならないことがあります。
1. 死亡診断書を受け取る
病院や往診医から死亡診断書を受け取ります。これがすべての手続きの起点になる最重要書類です。複数枚コピーを取っておきましょう(役所・保険・銀行など各所で必要)。
2. 死亡届を提出する(7日以内)
死亡の事実を知った日から7日以内に、市区町村窓口(大阪市・八尾市・東大阪市など)に死亡届を提出します。葬儀社が代行してくれることが多いので確認しましょう。
3. 葬儀社に連絡・搬送手配
病院から自宅または葬儀社に遺体を搬送する手配が必要です。深夜でも対応している葬儀社を事前に調べておくと安心です。
4. 近親者・親族への連絡
葬儀の日程が決まり次第、親族・友人・会社関係者に連絡します。SNSでの告知は、連絡が届いていない方への配慮が必要なので慎重に。
② 1週間以内に済ませること
葬儀が終わった後、怒涛のように手続きが押し寄せてきます。優先順位をつけて動きましょう。
| 手続き | 期限の目安 | 窓口 |
|---|---|---|
| 死亡届の提出 | 7日以内 | 市区町村役所 |
| 健康保険証の返却 | 14日以内 | 加入先保険(国保・社保) |
| 年金受給停止の手続き | 10〜14日以内 | 年金事務所 |
| 世帯主変更届 | 14日以内 | 市区町村役所 |
| 生命保険の請求 | なるべく早く | 保険会社 |
| 銀行口座の凍結確認 | 急ぎ | 各金融機関 |
⚠️ 銀行口座は死亡が判明すると凍結されます。生活費や葬儀費用の引き出しが必要な場合は、判明前に手を打つ必要がある場合も。ただし、後述の「NG行動」とも関係するため注意が必要です。
③ やってはいけないこと5つ【後悔する前に読んで】
ここが最も重要です。善意でやってしまいがちな行動が、後で大きなトラブルを招くことがあります。
❌NG①:遺品をすぐに捨て始める
「片付けてあげなきゃ」と気持ちが急いても、葬儀直後の遺品整理は危険です。遺言書・通帳・権利証・印鑑など、相続手続きに必要なものを誤って捨ててしまうケースが後を絶ちません。まずは重要書類を探すことから始めましょう。
❌NG②:故人の銀行口座から勝手にお金を引き出す
「生活費のため」「葬儀代のため」であっても、相続人全員の合意なく口座からお金を引き出すと相続トラブルの原因になります。後から他の相続人に「横領だ」と言われるケースも。引き出す場合は記録を残し、相続人全員に報告を。
❌NG③:遺言書を勝手に開封する
封のされた遺言書(公正証書遺言以外)は、家庭裁判所での検認が必要です。勝手に開封すると5万円以下の過料(罰則)が課される可能性があります。見つけたらそのまま保管し、弁護士や司法書士に相談を。
❌NG④:不用品回収業者にすぐ頼む
「格安」「即日対応」を謳う業者の中には、後から高額請求をする悪徳業者が存在します。慌てているタイミングを狙った詐欺的な業者に引っかかる方が多いため、必ず事前に見積もりを取り、許可業者かどうかを確認しましょう。
❌NG⑤:感情的になって兄弟で決め事をする
悲しみや疲労の中での話し合いは、感情的になりやすく、相続トラブルの引き金になりがちです。「誰がどの財産をもらうか」「不動産をどうするか」は、気持ちが落ち着いてから専門家を交えて話し合うのが賢明です。
④ 遺品整理はいつ始める?正しいタイミング
遺品整理のベストタイミングは葬儀から2週間〜1ヶ月後が目安です。
- ✅ 四十九日法要後(気持ちの区切りがつく)
- ✅ 相続人全員の顔合わせが終わった後
- ✅ 重要書類の確認が完了してから
- ✅ 賃貸の場合は退去期限を確認してから逆算
賃貸物件の場合、退去期限が迫っていることも多いため、早めに不動産会社へ確認を入れましょう。
✅ 保存版チェックリスト:最初の1週間
【48時間以内】
- □ 死亡診断書を受け取り、コピーを複数枚取る
- □ 葬儀社に連絡・搬送手配
- □ 近親者・親族への連絡
- □ 葬儀の日程・場所を決める
【1週間以内】
- □ 死亡届を市区町村に提出(7日以内)
- □ 年金事務所へ受給停止の届け出
- □ 健康保険証の返却
- □ 世帯主変更届(必要な場合)
- □ 生命保険会社へ連絡・請求手続き開始
- □ 遺言書の有無を確認(開封は厳禁)
- □ 通帳・印鑑・権利証など重要書類を保管
- □ 不動産の名義・賃貸契約状況を確認
【1ヶ月以内を目標に】
- □ 相続人全員の確認(戸籍謄本の収集)
- □ 相続財産の洗い出し(預金・不動産・保険など)
- □ 遺品整理の計画を立てる
- □ 空き家になる場合の管理方法を検討
一人で抱え込まないでください
大切な方を亡くされた直後、心身ともに疲弊している中で多くの手続きをこなすのは、本当につらいことです。遺品整理・空き家の管理・相続後の不動産活用まで、ひとつひとつ一緒に考えさせてください。
大阪・八尾・東大阪エリアを中心に、総合福祉支援サポートがトータルでサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

